業界紙

セキュリティ産業新聞社」というのがあるのを発見。ものすごく、面白い(笑)
サイトは以下。
安心安全情報のセキュリティ産業新聞社

とくに、「2005年セキュリティ業界天気図」なんて、もう興味深すぎて。
編集部による分析を引用しておこう。

業種別では晴れが最も多かったのが「監視装置」の78%で、多種多様な場所で監視カメラの引き合いがより増大するためということらしい。「映像監視装置」も77%が晴れを予測、IPネットワークソリューションが新展開するほか、ネットワークカメラ市場が大きく伸びるため、関連メーカーへのカメラ販売も好調に推移するなどが予想理由。

また、今年4月には個人情報保護法案の完全施行が控えており、昨年は企業内の情報漏えいが予想以上に多いことから今年は大手のほか中小零細企業までもがその対策に追われる年となりそう。大幅な駆け込み需要を期待するものだ。

このほかでは、「出入管理装置」では58%と晴れが他業種ほど高くないが、個人情報保護法案関連から順調な引き合いが多く、昨年以上に受注も増大すると予想している。ただ、競争激化から収益率は落ちるため晴れまではいかないと見る慎重派もかなりあった。

また、「一般防犯機器」では現送業のアウトソーシングが引き続き増大することで関連機器の販売が好調になるとみている一方、「関連」などは新規市場を開拓する事が今年の主な活動で受注増にはなかなか直結しないため曇りと見る意見などもあった。

更に、防犯ガラス万引き防止機シェルターなど多種多様な業種である「その他」の分野では、今年は実受注につながる年と期待する企業や新商品を大量に市場投入する企業、また昨年は多くの災害を被った年であっただけにその対策としてのシステム・機器の必要性が見直されるなどで販売像につながるなど、全体の77%は晴れと予測している。

いずれにしても、全体で見ると大方は業界内の業績は70%近くが良くなる(良くなってほしいとの期待感も)と見ており、新たな市場形成が予想できるだけに更なる業界活性化に期待したい。

http://www.secu354.co.jp/tenki/tenki.htm

テクノロジー、我々の心性、法なんかに加えて、こうした業界の利益追求が、我々の社会を型取っていくのだなあ。