GPS携帯の進化のこと

意図はまあわかるサービスだが、以下の引用の「子ども」をたとえば「私」に置き換えて読んでみると、怖さがよく分かる。

類似サービスは携帯電話各社がすでに行っているが、今回KDDIが発表したサービスでは子どもの居場所を1分ごとに2時間にわたって知らせ続けることで、移動経路がわかるようにしている。さらにあらかじめ設定した時間に子どもの居場所が自動的に通知するサービスも新たに開始する。

子ども向けの携帯電話「ジュニアケータイA5525SA」ではそれらの機能に加え、防犯ブザーを鳴らすとカメラが自動的に作動し撮影した写真を親の携帯電話にメールで送信する「自動写真撮影」など、子どもの安全を守る「防犯端末」としての機能が備わっている。

http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/01/gpskddi9433au.html" title="子どもの足取りを衛星で監視・GPSで安全を守る新サービスをKDDI(9433)がauでスタート

この記事にも書いてあるのだが、総務省の「事業用電気通信設備規則」てのが改正されて2007年4月1日から施工されているおかげで(この記事を書いているのは2007.6.16)、この改正以降の第三世代携帯にはすべからく以下の記事のような特徴が備えられる。

来年4月、すべての携帯電話にGPS | 日経 xTECH(クロステック)

同じ記事に、要点が以下のようにまとめられている。<<

警察や消防などが利用するということをいま論点から外して、「できること」だけに焦点を当ててみても、位置が分かるのは当然として、強制的に位置を取得できる、通話を切られないでいることができる、さらにauの機種は「カメラが自動的に作動し撮影した写真を○○にメールで送信する」ことができる──みたいです。